
YouTubeを使って英語学習をしたいけど、日本語と英語の字幕を同時に見る方法はないの?
そんなお悩みに答えていきます。
YouTubeを視聴する時に右下の歯車マークにある『字幕』から言語を選ぶと、その選んだ字幕が出るようになります。
しかし、ここでは1つの言語しか選ぶことができません。
ですが、LLY(Language Learning with YouTube) というツールを使うことで、英語と日本語の字幕が両方同時に見れるようになります。
僕自身、英語学習を兼ねてこのLLY(Language Learning with YouTube) を使っているのですが、英語の意味が日本語ですぐにわかるので、とても重宝しています。
このツールはGoogle Chromeの(グーグル クローム)拡張機能になるのですが、Chromeさえ持っていれば誰でも無料で使うことができます。
ということで、この LLY(Language Learning with YouTube) というChrome拡張機能の始め方・使い方をまとめていきます。
- LLY(Language Learning with YouTube)は、無料で使えるGoogle Chromeの拡張機能
- LLY(Language Learning with YouTube)の始め方
- LLY(Language Learning with YouTube)の注意点
LLY(Language Learning with YouTube)は、無料で使えるGoogle Chromeの拡張機能
先ほども述べましたが、LLY(Language Learning with YouTube) はGoogle Chromeの拡張機能です。

Google Chromeとは、Googleが開発したウェブブラウザのこと。インターネットで何かを検索したりするときに使うやつですね。
Google Chromeには拡張機能と言って、便利なツールを後付けで追加できる機能があります。
この後付けできるツールはたくさんあり、有料・無料などツールによってさまざまです。
LLY(Language Learning with YouTube) はその後付けできるツールの中の1つで、無料で使うことができます。
LLY(Language Learning with YouTube)の始め方
では、さっそくLLY(Language Learning with YouTube) を使ってみましょう。
LLY(Language Learning with YouTube) はGoogleの Chromeウェブストア から追加できます。
Chromeに追加すると、使用言語の設定がでてきます。使用言語は『日本語』にしてOKを押します。使用言語は後からいつでも変更は可能です。
YouTubeで LLY(Language Learning with YouTube) が使えるようになっているはず。主に使う部分は以下の3つになるかと思います。
①LLYの機能のON・OFFができます
②詳細設定ができます(下記で詳しく解説します)
③わからない単語はクリックをすると、単語の意味がでてくる
上記②の歯車マークをクリックすると、詳細設定画面がでてきます。
①単語のハイライトをする割合レベル1〜8の中で調整が可能。
ハイライトが必要なければ、レベル8にしておけばOKです。
②翻訳される言語を選ぶ。
原文が英語、それを日本語で理解したければ『日本語』を選択します。
右側のスクリプト文の単語をクリックすると、赤枠のように意味が出てきます。
単語の発音も聞くことができます。
日本語の翻訳の精度については100%ではないものの、比較的高いと個人的には感じます。
このあたりは、Google翻訳の精度に関わっているんだと思います。
LLY(Language Learning with YouTube)の注意点
YouTubeで英語と日本語の字幕を同時に見れるのはとても便利ですが、1つだけ注意点があります。
それは、すべての動画にLLY(Language Learning with YouTube) が対応しているわけではない、ということです。
このツールは、動画にあらかじめ設定されている言語を利用して同時字幕ができるようになっています。
そのため、そもそも字幕設定がない動画には機能しません。
ただし、自動翻訳を選択できるようになっていれば、自動翻訳された英語を元に日本語が表示されるようになるので、こちらのツールを使うことはできます。
(あらかじめ字幕設定があるものよりも、日本語翻訳の精度は下がってしまいますが。)
英語の他、他言語でも対応しているので、言語学習をしている人にとっては便利なツールではないでしょうか。
今回は以上です。